『就職活動の志望理由書の書き方が分からない!』
今回はこちらのお悩みを解決する種をお届けします。
志望理由書の書き方
① 病院と自分のマッチング点をピックアップする
病院の理念・病院が求める人材像と、自分の看護観・やりたいこととの一致点を見つけましょう。
就職試験で鍵となるのは、
- 「私はあなたの病院に適した人材である」
- 「就職先はあなたの病院でなければならない」
と明確に伝えることです。
まずは自分と病院の一致点を箇条書きで洗い出してください。
志望理由は複数あると思いますが、その中でも病院とのマッチングが強い内容を中心に整理しましょう。
② 文章の構造メモを作成する
- 結論:その病院を選んだ一番の理由を端的に述べる。
- 背景:その理由の根拠となる自身の具体的エピソードを記す。
- 入職後の展望:その病院ならではの特徴(教育体制・活動・資格取得制度等)を織り込み、独自性と具体性を出す。
③ 一度書き上げる
構造メモに沿って最後まで書き切りましょう。途中で直し過ぎず、まずは全体像を完成させることが大切です。
④ 第三者に見てもらう
学校の先生や就活アドバイザーに見てもらうのがおすすめです。難しい場合は、先輩・友人・家族など自分以外の人に読んでもらい、印象やわかりにくい点の意見を集めましょう。
⑤ 推敲
意見を受けて、冗長表現の削除・語尾の統一・主語述語の対応・具体例の追加などを行い、論理の流れを磨きます。
⑥ もう一度見てもらう
可能であれば再度レビューを依頼しましょう。複数の目に触れることで文章がよりよくなるだけでなく、抽象的な表現や面接で深掘りされそうな部分にも気づけ、面接対策にもつながります。
⑦ 再修正し、日にちを改めて誤字脱字を最終確認する
仕上げた翌日以降に新しい目で読み直し、誤字脱字・重複表現・固有名詞の表記を最終確認しましょう。
まとめ
志望理由書に書きたいことが思い浮かばない場合は、自己分析から始めてください。志望理由書は面接試験の軸にもなるため、時間をかけて丁寧に作成しましょう。自己分析と志望理由書の質を高めれば、面接試験の準備が非常に容易になります。