『働くまでに揃えておくべきものは?』
今回はこちらのお悩みを解決する種をお届けします。
助産師として働き始める4月は、引っ越しや卒業旅行などで何かと出費がかさむ時期です。
「何を準備したらいいかわからない…」「最低限でそろえたい!」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、新人助産師が働く前にそろえておきたい必需品と、あると便利なおすすめグッズを、現役助産師の視点から紹介します。
助産学生のうちから使えるものも多いで、実習前に準備しておくのもおすすめです。
働く前に準備しておきたい助産師の必需品
まずは、病棟での業務を安心してスタートするために、最低限そろえておきたいアイテムを紹介します。
ナースシューズ(看護用シューズ)
実習で使っていたものをそのまま使用しても問題ありません。ただし、病院によって規定(色・デザインなど)が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
長時間の立ち仕事になるので、必ず試着して自分の足に合った軽くて疲れにくいものを選びましょう。
安全カバー付きのはさみ
赤ちゃんのネームバンドを切るときなど、意外と出番が多いのが安全カバー付きのハサミです。
ポケットの中で刃がむき出しにならないよう、キャップや安全ロックがついているものを選びましょう。
ナースウォッチ(または秒針付きの小型時計)
バイタルサインの測定や処置のタイミングを計るため、秒針付きの時計は必須です。
ナースウォッチをポケットやナースポシェットに付けるほか、小型の腕時計にストラップをつけて代用する方法もあります。
私は下記のものを実習中から使っています。デザインがシンプルで数字も大きく見やすく使いやすいです。3年近く使っていますが、一度も止まることなく動き続けています。
多色ボールペン
記録や申し送りで頻繁に使うので、3色以上の多色ボールペンがあると便利です。
赤・青・黒の基本色が入っているタイプがおすすめ。
おすすめは、ジェットストリーム。とにかく書きやすく、シャープペンも内蔵されているため1本だけで完結できるのが魅力です。
マーカーペン(蛍光ペン)
重要な記録やチェックリストに印をつけるときに使います。1本あれば十分です。
油性マッキー
器具やラベルなど、いろいろな場面で活躍します。細字と太字の両方が使えるツインタイプがあると便利です。
メモ帳(A6サイズ)
ポケットに入るA6サイズのメモ帳がおすすめ。
特に、ルーズリーフタイプのメモ帳はページの並び替えができて非常に便利です。
おすすめは「リヒトラブ Mutual オープンリングノート A6」。ページの追加・差し替えが簡単で、現場でも使いやすさ抜群です。蛍光色ではなく、淡色カラーなのも推しポイント。
A4サイズの板(バインダー)
申し送りや記録用紙などをはさむのに便利です。立ったまま記録する場面も多いため、しっかりした板を1枚持っておくと安心です。
あると便利!新人助産師におすすめのプラスアイテム
必需品ではありませんが、持っていると仕事がぐっとしやすくなるグッズもあります。
ナースポシェット(ナースポーチ)
はさみ、ペン、メモ帳などをまとめて持ち歩けるポシェットがあるととても便利。
お気に入りのデザインを選ぶと、毎日の仕事のモチベーションも上がります。
私はハンドメイドサイト『minne』で1000円程度で購入しました。デザインが豊富で、価格も手頃なのでおすすめです。ハンドメイドグッズがお好きな方は下記リンクよりサイトをのぞいてみてください。
minneコッヘル(止血鉗子)
病院の備品を使うことも可能ですが、急に必要になる場面もあるため、自分用を1本持っておくと安心です。
まとめ|助産学生のうちに少しずつ準備を進めよう
新人助産師としてのスタートは、わからないことだらけで不安も多いもの。
でも、基本的な持ち物をしっかりそろえておけば、現場での戸惑いを減らし、スムーズに仕事を始められます。
お気に入りのものを身に着け、気分を上げて、助産師としてのはじめの一歩を踏み出しましょう!🐑✨
皆さまのご活躍をお祈りしています!

