助産学生|就職先の決め方のコツ

助産学生

『助産師として就職したいけど、就職先の決め方が分からない!』

               今回はこのお悩みを解決する種をお届けします。


就職先は自分のライフプランを『軸』に考える

①自分のライフプランを考える

どんな人生を歩んでいきたいか、こんな人生を歩めたら幸せだな!というプランを仕事面、生活面含めて箇条書きでも、年表形式でもいいので書き出してみてください。

書き出してみると、自分の中の人生の優先順位が見えてきます。仕事と生活のバランスや助産師としてどのような活動をしていきたいのかも少しずつ明らかになるはずです。

②ライフプランに基づいて自分が職場に求める条件の優先順位を決める

 全て自分の希望を満たす病院に出会うことは難しいです。そのため、①で考えたプランを歩めるように職場に求める条件の中で優先順位を決めて選定していきます。表を作成して項目ごとに比較していくとどの病院が一番自分の理想を満たしているかがわかりやすいです。参考までに、比較する上で重要になる項目(職場に求める条件)を下記に記しておきますので参考にしてみてください

職場に求める条件

仕事面

  • 分娩件数
  • どんなお産が多いか(ハイリスク、ローリスク、無痛分娩)
  • 教育体制
  • 施設の形態・特徴(清潔度、個室の数)
  • 力を入れている領域(お産、母乳育児、母子保健)
  • 1年目から産科で助産師として勤務できるか

生活面

  • 給与、福利厚生、寮費
  • 地域、立地
③気になる病院を3-4つに絞り、病院見学会に行ってみる

 実際に現場に行き、自身の五感で雰囲気を捉えるとともに働いている先輩方のお話を聞くことで自分がそこで働けそうかどうかを直感的に判断することができます。

④2-3個に絞り、試験を受ける

②で分析した条件と③で得た直感を統合し、2-3個病院を選定し、受験する。この段階で、できれば志望度の優先順位を決めておく。

⑤入職する病院を決める

④で合格した病院の中から、最終的に自分がすすみたい就職先を決定する。

まとめ

 就職先を決めるに当たって、自分のキャリア・生活だけなく家族・友達・彼氏など共に人生を歩みたい人たちとの兼ね合いも考えなくてはならないため、たくさん迷うと思います。

 悩めるのも今だけの特権です。たくさん迷んで自分が幸せになるには何を優先するのがよいかたくさん考えてみてください。そして最後は必ず他人の決断ではなく、自分自身で決断してください。

 就職活動の時期にたくさん悩んで自分自身で決断したことが、就職後辛いことがあったときの糧となります。

 皆様が自分で選んだフィールドで自分らしく助産師としての第一歩目を歩まれていくことを祈っております🐏✿

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